≪新人の気付きその② 機能を持つデザインと、デザインが持つ機能≫
2016年9月16日
私の前職は機械メーカの開発担当です。
装置開発の際に考えるのは、どんな機能をつけるか、そのためにどんなデザインにするのかです。
包丁であれば、
握りやすいグリップ形状はどんなデザインか、
重心の位置はどこにすると扱いやすいか、
表面をどうすれば切り離れが良くなるか、
切れ味をよくするためにどんな材料を使うか、
そんなことです。
でも、この会社に入って全く違う「機能」があることに気付きました。
見た目です。
「機能あるデザイン」にするためにお金が掛かることはやむを得ないと思いますが、見た目をかわいくするためにお金を掛けるのは、なんだかとっても無駄なことのように感じていました。
以前は。。。
例えばpomme。
燻したアンティークな風合いを多くの女性がカワイイと手にしてくれます。
でも、この風合いを出すために、一本一本に手作業で、とても手間ひまが掛けられています。
最初はとても無駄なことのように思えました。
でも、その見た目を気に入って買って下さった方が、それを使うことで毎日の料理が前より楽しくなったり、ナイフを友達に見せるために料理を振舞う機会が増えたなら、それもまたデザインがもつ機能の一つなのだと思うようになりました。
例えば、ゆり
ー 以下 2023年3月8日 追記 ー
「ランク王」というサイトでゆり三徳を紹介いただきました。↓
【2023】家庭用おすすめ包丁22選|恐ろしく切れる包丁・包丁マニア絶賛の商品も|ランク王 (rank-king.jp)
https://rank-king.jp/article/13570#headline_8902325
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