≪NUDEとNUDE+≫
2016年8月31日
少し特徴的なデザインが多い弊社の商品の中で、ひときわ異彩を放つのが「NUDE+」。
最も志津刃物らしい、そんな気がする大切な商品です。
「NUDE」は約30年前に開発されて以降、あまり日の目を見ることがなくひっそりとショールームで埃を被っていました。
しかし2006年の自社商品の開発を再開以来、ショールームに訪れるお客様が少しずつ増え、皆がNUDEを「かっこいい」と褒めてくださいました。
そこで開発から27年後にデザインをマイナーチェンジ。そして、パッケージやカタログを一新。
「NUDE+」として生まれ変わりました。
マイナーチェンジ後も、売上本数としてはあまり大きくなく、ヒット商品とはとても言えません。
しかし好きだと言って下さる方も意外と多く、展示会で弊社のブースに立ち寄ったり、弊社のショールームを訪れた国内外の有名なデザイナーさんが興味を持ってくださることも多々有ります。
おかげで、新たな商品開発のアイデアになったり、「志津刃物」の名前を世界に広めてくれたりと、とても貢献してくれている商品です。
(イタリア・ミラノで開催される世界最大規模のデザインの祭典「ミラノサローネ国際家具見本市 2016」にて、スイスのアトリエ・オイ(atelier oï)社のコーディネートのもと岐阜県産品が展示。その中に「NUDE+」も展示して頂きました。)
http://www.sizu.net/nude_jp/index.html
一つ種明かし。
30年前、商品開発の資金なんてほとんどない当時、「NUDE」の開発にはお金が掛けられませんでした。
なので、その前に商品化された「匠α」の形状がそのまま流用されているのです。
ハンドルを外しただけです。
雑記帳、見て頂きありがとうございます。