社長の雑記帳


 

≪CERATECH 21≫

 

2016年7月29日 

 

 

   

1980年代、当時セラミックが新素材として注目され、包丁などの刃物にも使用されて始めました。

 

しかし、硬く、脆いセラミックの加工は難易度が高く、一部の大手セラミックスメーカが商品化するのみで、刃物メーカは手を出せないでいました。

 

そんな中、刃物メーカとして関市で最初にセラミック包丁を生産したのは弊社でした。

 

 

「セラミックの包丁が作れないなんて、関の刃物技術も大したことない!!

 

 

ある会合で、誰に対してとはなく放たれた一言に、2代目社長が反発。

 

今よりもっと小さい零細企業が、当時3,000万円もの費用をかけて設備投資をした社運をかけたプロジェクトが、売り言葉に買い言葉であっさり始まりました。

 

岩をも貫く社長の意地と引くに引けない設備投資をした結果、見事商品化に成功。

 

最終的には大手との価格競争の結果、撤退しましたが、刃物づくりに対する弊社の意地を見せることが出来ました。

 

また、ここで掴んだセラミック加工のノウハウが、社の命運を変える大きな取引に繋がりました。(沿革その⑤に続く。)

 

 

 

結果おーらいです。

 



志津刃物の社員のメガネです。

 

雑記帳、見て頂きありがとうございます。

 


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